プレ検2級でやりがちな失敗例

みなさん、こんにちは。
協会スタッフの遠藤です。

プレ検2級の受検者が増えています。
実技と論文で採点される形式のため、
よりプレゼン力を磨きたい、
実務で役立てたい、
という方々の受検が今後も増えていきそうです。

その一方で、どうやって受検準備をしていいかわからない、
というお問い合わせもいただいています。

そこで、これまでの2級受検結果から、
不合格要因で多かったものをお教えします。
受検時にやってしまいがちな失敗の数々・・。

これから2級を受検される方は、ぜひ参考にしてください。

論文の不合格要因

1位:構成に問題あり
「構成がわかりにくい」という採点結果が多く見受けられました。
三部構成でまとめると、論文もスッキリとわかりやすくなります。
プレゼンの形式を理解しているかどうかが、論文試験でも鍵となります。

2位:結論に問題あり
「結論が不明確」という結果も多くありました。
テーマと結論がズレていたり、背景の問題提起が長すぎて結論がわかりにくかったり。
結論を短い文章で端的に表現することが論文合格のポイントとなります。

3位:論理性に問題あり
論理性が弱く、内容の説明不足、という指摘も多いです。
論理的な展開(背景→結論→理由)が欠けていると読み手への説得は難しくなります。

実技の不合格要因

1位:聴き手への意識不足
「自分の話が多すぎる」
「聴き手のメリットがない」
「次へのアクションがなく、聴き手を動かせない」
など、多くの受検者が話し手中心のプレゼンになりがちでした。
聴き手分析を怠らないようにしましょう。

2位:結論が不明確
実技も論文同様、結論に問題があるケースが多いです。
「結論がない」一方では、「結論が多すぎて複雑」という受検者も。
結論を絞り込んでシンプルに表現することが実技合格への必須条件です。

3位:テーマ分析に問題あり
テーマ分析ができておらず、内容との整合性がない、という方も多くいます。
各受検者に与えられたテーマを深く考え、分析をしっかりおこなわないと、
自分の体験談で終わってしまったり、
内容がズレて定義がおかしくなってしまったり、
プレゼンがあらぬ方向へと進んでしまいます。

実技試験は、その他に、時間配分やビジュアル操作なども採点の対象になります。
プレ検公式テキストを熟読した上で2級受検に臨みましょう。