プレ検準2級で間違えやすい問題
こんにちは!
協会事務局の遠藤です。
毎月、開催されているプレ検オンライン受検。
今回は、受検者のみなさんが間違えやすい問題をご紹介しちゃいます!
プレ検準2級で間違えやすい問題
Q.仕事の計画についてプレゼンテーションする場合、次の4つのうちどれが最も適切か。
(1)あらかじめ実行段階でのリスクを分析し、どのようなリスクがあるか詳細に説明をする
(2)話し手から実行段階でのリスクを開示する必要はないので、聴き手からの質問に答える形とする
(3)実行段階におけるリスクの発生率と影響度を分析し、すべてのリスク対策を説明する
(4)実行段階における発生率が高く影響度も高いリスクのみ、その対策を説明する
答えがどれだかわかりますか?
正解は・・・・
(4)です!
この問題は、公式テキストの「3部構成のシナリオ・ツリー」から出題されています。
仕事の計画のプレゼンでは、つい成功するイメージばかりを伝えがちですが、
「もしそのプランが失敗したら?」という質問が来た瞬間、撃沈してしまうかもしれません。
多くの方が(3)を選択しています。
確かにこのようなケースでは、3部構成に”リスク対策”を入れておくことがポイントです。
ただ、すべてのリスク対策を説明すると時間が足りないばかりか、
聴き手も「そんなにリスクがあるの?」と不安を覚えてしまいます。
プレゼンテーションでは、テーマに対して伝え手と聴き手の必然性が成立することが重要です。
そのためには、すべてを説明するのではなく、
発生率が高く影響度も高いリスクに焦点を明確にしてその対策を説明するといいでしょう。
詳しくは公式テキストの266~267ページを参照してくださいね。
プレ検公式テキスト