レイアウト一つで、せっかくのプレゼンが大失敗に!?
こんにちは!
協会事務局です。
みなさんにプレゼンが上達するコツをお伝えします。
今回は、プレゼンの場所にて、よくあるケースです。
どこでもありがちなレイアウト。
そのままプレゼンを始めてしまうと、せっかくの準備が水の泡になるかも・・・
さて、なぜでしょうか?
失敗のレイアウト
もし、あなたが、次のような会議室でプレゼンテーションをすると、
必ずといっていいぐらい失敗するでしょう。
部屋の正面に黒板かホワイト・ボードがある。
その上に時計が掲げてある。
そして、その横に出入口がある。
部屋には、コの字型かロの字型にテーブルと椅子がセットされている。
広い部屋であれば、ちょっと高くなったステージがあり、
その上に演台がしつらえてある。
テーブルと椅子は、スクール形式でずらっと並んでいる。
◆失敗の原因、その(1)
正面のホワイト・ボードの上に時計が掲げてあると、
話し手であるあなたからは見えませんが、聴き手からはよく見えます。
あなたは、時間管理のために頻繁に腕時計を見ることになります。
そうなると、聴き手はあなたの話に集中しません。
あなたが腕時計を見るたびに、聴き手はホワイト・ボードの上の時計を見て、
時間を気にするはずです。
「早く終わらないかなあ~」と。
◆失敗の原因、その(2)
上記のようなレイアウトだと、話し手であるあなたの横に出入口があるでしょう。
誰かがプレゼンテーションに遅れてくる、部屋を間違えて入ってくる。
これらの事態が発生すると、聴き手は、必ず、出入口に視線を注ぎます。
そして、あなたへの集中力を切らしてしまうでしょう。
◆失敗の原因、その(3)
プレゼンテーションで、ステージに上がり演台を使って話を始めると、
どこかの国の政治家にでもなった気分になるかもしれません。
あなたはその気になりますが、聴き手は親近感を覚えません。
話し手と聴き手の間に障害物があると、コミュニケーションを阻害します。
ステージと演台を取っ払って、聴き手との距離を縮めましょう。
そうすれば、より親しみのある話ができます。
その他にも、コの字型やロの字型、
特に、スクール形式で椅子とテーブルをセットすると、
聴き手の緊張感はなくなってしまいます。
「ひとりぐらい寝ていても見つからないだろう」と、
よからぬ企てをするかもしれません。
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いかがですか?
次回のプレゼンのコツもお楽しみに!