プレ検2級の合格の秘訣
こんにちは!
協会事務局の遠藤です。
毎月、開催されているプレ検ネット受検。
2級は、インターネット経由で実技と論文の受検ができるんです!
でも、論文なんて書いたことがないから不安・・・
と躊躇しているあなたへ、
特別に、2級合格の秘訣をお教えしちゃいます!
プレ検2級の合格の秘訣
●論文試験の秘訣
“論文”とは何か、作文、レポート、エッセイとの違いは何か、を明確にしておきましょう。
過去の受検者の不合格理由を反面教師に対策をすることが合格の秘訣です。
【不合格理由1】テーマと内容のずれ
【不合格理由2】コピペ
【不合格理由3】ベタ打ち
(1)テーマと内容のずれ
テーマは公式テキストの理論から出題されます。
例えば、「話し手と聴き手が双方でプレゼンテーションをおこなう効用」というテーマは、
公式テキスト第9章「双方向のプレゼンテーション」の理論から出題されています。
この場合、当然、”効用”について述べる必要がありますが、
双方向プレゼンの進め方について書き出すなど、
途中で内容がずれていってしまうケースが見られます。
テーマをしっかりと理解し、結論を明確にすることが大切です。
(2)コピペ
論文は、公式テキストの理論に基づいて、
書き手独自の考え方や経験を基に論理的に記述することが求められます。
しかし、公式テキストを丸写しが見受けられます。
また、引用/転載/出典の注記がないことも多々見受けられます
これは大幅な減点対象です。
独自性、多面的考察、具体例を必ず記述しましょう。
(3)ベタ打ち
論文は、”書いて伝える”プレゼンテーション力を求められます。
よって、体裁はデリバリーです。
「読みたくなる!」ことが重要です。
全体構成、文字の大きさ、改行、段落、スペース、見出し、など、読んでもらう工夫をしましょう。
●実技試験の秘訣
“実技”で求められるのは、理論に基づいて体現することです。
過去の受検者の不合格理由を反面教師に対策をすることが合格の秘訣です。
【不合格理由1】時間オーバー
【不合格理由2】アウトラインの抜け漏れ
【不合格理由3】ロジックくずれ
(1)時間オーバー
指定時間は5分でシンプルに的確に収めるかが求められます。
5分を過ぎてしまうと大幅な減点対象です。
目安は、4分経過時に大項目3から要約に入っていることです。
本番では、緊張して言葉が出にくかったり話しすぎてしまったりするものです。
リハーサルを繰り返しましょう。
(2)アウトラインの抜け漏れ
イントロダクション、ボディ、コンクルージョンに沿っているかが求められます。
このアウトラインには項目全てに必然性があります。
注意→興味→理解→合意→行動へ導けるアウトラインに沿ってデリバリーをしましょう。
(3)ロジックくずれ
聴き手のメリットがある論理的な三部構成が求められます。
背景と結論、結論と理由、理由3つ、それぞれの関係で、
聴き手にとって「筋が通っている」「整合性がある」三部構成をしましょう。
公式テキストで得た内容を体現する「実技」と「論文」を通して実践力を確かめましょう。
出題テーマ例は次を役立ててください。
<論文テーマ>
・プレゼンテーションで原稿を読み上げる問題
・プレゼンテーションに対する一般の誤った考え方
・話し手と聴き手が双方でプレゼンテーションをおこなう効用
<実技テーマ>
・おもてなしの観点からみた和食の素晴らしさ
・私たちが住んでいる地域を活性化する方法
・日常的に個人が実行できる地球温暖化対策
なお、2級受検者は、結果の合否にかかわらず受検結果はフィードバックが得られます。
評価項目でのレーダーチャートと採点者からのコメントが掲載されています。
ぜひともプレ検2級に挑戦してください。
みなさんの挑戦を応援しています!